■1ヶ月前(引越しが決まったらすぐ)にすること
<引越し方法の検討・日程決定>
自力でやるのか、引越し会社に依頼するのか、そしていつ行うか。なるべく早く方針を決定して、スムー ズな引越しへの第一歩を踏み出しましょう。
また日程が決ったら、新・旧居それぞれの大家さんにも早めに連絡しましょう。
<(引越し会社を頼む場合)見積もり・業者決定>
見積もりは、面倒くさがらずに数社からとりましょう。これが鉄則です。
引越しの鍵を握る大事な選択です。
<(自力で行う場合)レンタカーの手配・人手の確保>
引越し会社に頼まない場合には、勿論これが不可欠。また同時に、自前のエアコンなどの取り外し・取り付けをどうするかも考えておきましょう。素人がやるのは危険です。電気屋さんなどの手配も必要です。
<新居のレイアウト>
お部屋探しの時にも活用した、「間取図」がここでも活きてきます。今度は、実際の家具のレイアウトを一つ一つ検討しましょう。コンセントや窓の位置などで、配置パターンも結構限定されてきます。
レイアウトが決ったら、当日までに自分(たち)用と作業員さん用に、わかりやすい配置図を作っておくと便利です。部屋が何部屋もある場合などは部屋ごとに色分けをして、荷物にも同じ色で目印をつけると良いでしょう。
<荷物の整理整頓>
引越しは不要品処分の大チャンス、そう考えて、出来る限り荷物を整理しましょう。荷物が少なくなれば、その分引越しも楽になります。もう何年も着ていない洋服や、前の引越し以来開けてもいない荷物はありませんか?
<粗大ごみの手配>
粗大ゴミの処理は、案外手間がかかるので早めの対応が必要です。お住まいの市区町村の粗大ゴミ受付センターへ回収を依頼、日時の予約が必要となります。毎日受け付けている訳ではないので、春の移動時期などは特に気をつけましょう。
地域のゴミの分け方・出し方を無視して集積所へゴミを出すことは、マナー違反です。絶対に止めましょう。
家電リサイクル法の対象家電(洗濯機、冷蔵庫、エアコン、TV、パソコン等)は、ゴミとしては出せません。別途、専門の業者に引き取ってもらう必要があります。まだ充分に使えるものであれば、知人にあげたり、リサイクルショップ等の活用も考慮して、資源を有効に使いましょう。
<転校手続き>
公立の小中学校へ通学しているお子さんがいる場合には、引越しが決まり次第、転校の手続きをとりましょう。
大まかな流れとしては、まずお住まいの市区町村役所に「転出届」を提出し、「転出証明書」を発行してもらいます。また教育委員会から「異動票」を取り寄せ、この2点を通っている学校に提出します。すると、「在学証明書」等が発行されます。あとは転居先の市区町村役所に「転入届」を提出し、教育委員会に「在学証明書」等を提出します。通常、市区町村役所への「転入届」の手続きは、引越してから2週間以内に行えば良いのですが、こういった手続きがある場合には、早めに必要になりますので気をつけましょう 。